同じ8月なのに、先日までのあの暑さはどこに行ったのだろう。
今日の最高気温は、20℃を少し超えたくらいだろうか?
ムラサキツバメと言う小さなシジミチョウがいるが、少しづつ北上して今では関東地方でも見られるようになった。
似たチョウでムラサキシジミは、南大沢でも良く見ることができて、シラカシなどで産卵や卵、幼虫も見ることもできる。
ところがムラサキツバメは、遊歩道にもあるマテバシイに産卵するので、幼虫を見たいと思っているがまだ未発見である。
このムラサキツバメは成虫で集団越冬するが、これも南大沢で見つけたいと思いながらまだ見たことがない。
過去のムラサキツバメの記事はこちら。
ところが、嬉しい事にムラサキツバメの方から近づいてきてくれて、思わぬところで出会えた。
自分の部屋の窓下にマテバシイがあるのだが、先日チラチラと飛ぶシジミチョウがいた。
今まで見たことはなかったのだが、ひょっとするとムラサキツバメかと見に行った。
すると、食べられた跡があるやわらかい葉が結構あり、丸まった気になる葉っぱもあった。
そっと覗くと、思った通り小さなアリに囲まれたムラサキツバメの幼虫がいた。
このアリは、この幼虫の密腺から蜜をもらっている。
違う葉にももう少し小さな幼虫がいた。
なかなか観察にも行けない時期に、見たかったムラサキツバメが、自分の部屋から手が届く樹に来てくれたことが嬉しかった。
サナギになって羽化するまで楽しみだ。