一気に秋らしくなって、朝晩の寒暖差が大きい季節となってきた。
少し前ですが、10月11日にアサギマダラの卵をキジョランの葉の裏で見つけた。

大きさは1.5-2.0mmほどである。
2個並んでいるのもあった。

もう一つあった。
撮影している時には気が付かなかったのだが、帰宅後PCで拡大すると、何やら小さな寄生蜂のようなのが卵の上にいた。

これは、ちょっと嫌な予感である。
この卵がいつ産み付けられたのかわからないが、しばらく様子を見てみよう。
次の日12日から3日間は変化なし。
その後ちょっと見に行ってなくて、22日に行くと2齢と思われる幼虫がいて、葉の裏を円形にかじっているところだった。

他のを見て行くと、やや黒くなった卵があった。

これが寄生蜂がいた卵かどうかはわからないが、若干まずいことになったのかもしれない。
さらに次の日に見に行くと、円形にかじった中を食べた形跡はあるが、幼虫がいない。

良く見ると、糸でぶら下がった黒いものがある。
拡大すると幼虫のかたちをしている。

やはり寄生されたからなのだろうか?
でも、幼虫になって、脱皮もして2齢になったのに???
他の卵はどうなったかと見ると、すべて黒くなってきている。

左側は頭の部分だけ黒いので大丈夫かとも思ったが、26日にはこんな色になってしまった。

全体が黒くなっているが、ここから何が出て来るのか、しばらく様子を見ることにしようと思う。