今年はどういうわけかツバキの実がほとんどなっていないので、ツバキシギゾウムシに出会えないでいた。
毎年のように見ているツバキの木から少し離れた木も見ているのだが、実がない。
ところが観察仲間から、見つけたという情報をもらって、昨日買い物に出かける途中で寄ってみると、そこのツバキだけたくさん実がなっていた。
そしてツバキシギゾウムシは簡単に見つけられたのだが、持っていたカメラは OLYMPUS TG-3 だけ。
何枚か撮ってカメラで確認するとピンボケやブレばかり。フラッシュ撮影もうまくいかなかった。
パソコンへの取り込みもせずに、今日改めてOLYMPUS OM-D E-M1 MarkIIを持って出かけた。
先客がいて、Rさんが昨日の隣の木で撮影していた。
暗い奥の方にいて、撮れたのがこれだが、やはりツバキシギゾウムシは絵になる。
そして、やや正面顔も。
あらためて昨日の写真を取り込んで見てみると、まあまあ見られるのもあった。
フラッシュ撮影したものは、口吻の長いこと。
昨日は逃げもせず、ずっと同じ格好だと思っていたが、写真をよく見るとなんと産卵中だったようだ。
きっとこの直前には、口吻で実の奥深くまで産卵のための穴をあけていたのだろう。
この穴開けの様子は、以前の動画をご覧ください。→クリック
以前のブログは以下ですが、最初に見たのは、3年前の今日と同じ7月5日でした。
やはり今までも、撮影できると嬉しくなってブログに載せていましたね。
しかし、ツバキの実のなり具合は何によって決まるのか不思議だ。